この記事の結論
- 奥飛騨温泉郷は標高約800〜1,300mにあり、観光協会の案内でも冬は大雪になる地域です。車で行くなら、出発前に道路情報を確認し、冬用タイヤを前提に考えましょう。
- 雪道の運転に自信がなければ、JR高山駅(高山濃飛バスセンター)から濃飛バスで向かうのが基本です。宿の案内では、高山駅から宿までおおむね60〜90分と書かれています。
- 新穂高ロープウェイは通年営業ですが、天候や点検で運休することがあります。冬は鍋平高原駐車場が営業しないため、車で行く人は駐車場の選び方も確認が必要です。
「奥飛騨温泉郷の冬は車で行けるのか」「バスのほうが安心か」で迷っている人向けに、公式の情報と楽天トラベルの宿の情報を整理しました。ここで書く事実は2026年10月時点のもので、雪の状況や運行は日々変わります。出発前に必ず各公式サイトで最新情報を確認してください。
冬の奥飛騨温泉郷は車で行ける?まず知っておきたいこと
奥飛騨温泉郷観光協会のアクセス案内には、山あいの道を通ること、冬は大雪になること、上高地・乗鞍方面ではマイカー規制がある場合があること、出発前に交通・道路状況を確認することが書かれています。目安の所要時間は、関東方面から車で4時間以上、名古屋方面から2時間45分以上です(奥飛騨温泉郷観光協会 アクセス)。
また、観光協会のトップページのお知らせには、国道158号の高山〜平湯間で一部の通行規制があり、大型の観光バスは迂回するという案内が出ています(奥飛騨温泉郷観光協会、2026年10月時点)。冬の雪による規制ではありませんが、道路の状況は変わるので、出発前の確認は欠かせません。
宿の案内にある「冬用タイヤ」の目安
冬用タイヤの規制区間や期間は、降雪の状況で変わります。ここでは、楽天トラベルに載っている宿が自分の案内として書いている内容を紹介します(宿の記載であり、公的な規制の発表ではありません)。
- 奥飛騨温泉郷 ペットと泊まれる素泊まり温泉宿 こんじ旅館:アクセス欄に「11月下旬~3月下旬まで冬用タイヤ必須」と記載
- 旅館 岐山:アクセス欄に「11月~3月はスタッドレスタイヤの着用をお願い致します」と記載
楽天トラベルの宿のアクセス欄は、このように冬の運転の目安をはっきり書いている宿もあります。予約前に、泊まる宿のアクセス案内も確認しておくと安心です。奥飛騨・新穂高の宿を楽天トラベルで探す。
同じ飛騨地方の冬の遠出が気になる人は、白川郷ライトアップ2027の宿泊予約と入場方法をまとめた記事もあわせて見ると、冬の飛騨の移動を比べやすくなります。

雪の温泉地へ車で向かう流れを別の地域で知りたいときは、草津温泉に冬は車で行けるかを電車と比べた記事が参考になります。

バスで行く:高山駅から濃飛バスが基本
観光協会の案内では、JRの特急(名古屋・大阪方面は「ひだ」、東京・新宿方面は中央線の「あずさ」など)で最寄り駅まで行き、そこから濃飛バスの路線バスに乗り継ぐ形が基本です(奥飛騨温泉郷観光協会 アクセス、2026年10月時点)。公共交通での目安は、関東方面から4時間30分以上、名古屋方面から3時間30分以上とされています。
濃飛バスの公式サイトでは、高山・奥飛騨エリアで迂回や臨時の停留所休止が出ていることが案内されています(濃飛バス、2026年10月時点)。冬の時刻表は、乗る日が近づいたら公式サイトで確認してください。この記事では、公式で確認できなかった冬ダイヤの時刻は書いていません。
宿のアクセス欄に書かれた「高山駅からの所要時間」
| 宿 | 温泉地 | 宿のアクセス欄の記載(高山駅から) |
|---|---|---|
| 匠の宿 深山桜庵(共立リゾート) | 平湯 | バスで約60分「平湯温泉」下車、徒歩約7分 |
| 平湯温泉 平田館 | 平湯 | バスで60分 |
| 新平湯温泉 美山荘 | 新平湯 | バスで1時間15分「新平湯温泉」下車、徒歩1分 |
| いろりの宿かつら木の郷 | 福地 | バス70分、福地温泉下車、徒歩3分 |
| 新穂高温泉 リゾートインちろり庵 | 新穂高 | バス「星の鐘前」下車 |
| 新穂高温泉 槍の郷 | 新穂高 | バスで1時間30分 |
※楽天トラベルの宿の情報(2026年10月25日取得)。時間は各宿の記載で、冬の積雪や運行状況で変わります。
車とバス、冬はどちらがいい?
| 比べるポイント | 車 | バス(高山駅から) |
|---|---|---|
| 雪道の運転 | 冬用タイヤの準備と、雪道に慣れていることが前提 | 運転しなくてよい |
| 宿への行きやすさ | 玄関前まで行ける(宿の駐車場を確認) | バス停から徒歩数分の宿が多い。送迎を案内する宿もある |
| 新穂高ロープウェイ | 冬は鍋平高原駐車場が営業しない(公式)。停める場所を事前に確認 | 新穂高方面行きのバスで行ける |
| 気をつけたいこと | 雪や規制で時間が読みにくい。出発前に道路情報を確認 | 冬の時刻表と、迂回・停留所休止の案内を確認 |
雪道の運転に慣れていない人、初めての冬の温泉旅行の人は、バスと宿の送迎をうまく使うほうが気持ちに余裕が持てます。車は、レンタカーを借りる場合も冬用タイヤの装着を予約時に確認しておきましょう。
新穂高ロープウェイの冬:運行と駐車場
新穂高ロープウェイの公式サイトでは、通年営業で、第1ロープウェイは毎時00分・30分発、第2ロープウェイは毎時15分・45分発と案内されています。混雑時は臨時便が出ることがあり、天候不良や定期点検では運休することがあります(新穂高ロープウェイ 営業時間・運賃表、2026年10月時点)。冬期(12月〜3月)の時刻表や最終便は、公式サイトでは画像で案内されているため、行く日の前に公式サイトで確認してください。
| 区間 | 往復(大人) | 片道(大人) |
|---|---|---|
| 第1・第2連絡(新穂高温泉〜西穂高口) | 3,800円 | 2,400円 |
| 第1(新穂高温泉〜鍋平高原) | 700円 | 500円 |
| 第2(しらかば平〜西穂高口) | 3,700円 | 2,300円 |
駐車場については、公式サイトに「降雪期(11月上旬から4月下旬)は鍋平高原駐車場の営業を中止します」と書かれています。第2ロープウェイの最寄りが鍋平高原駐車場なので、冬に車で行く人は、新穂高温泉駐車場(約160台・乗用車800円/6時間)など、停められる場所を公式の「駐車場・アクセス」で確認してから出発しましょう(新穂高ロープウェイ 駐車場・アクセス、2026年10月時点。料金は予告なく変わることがあります)。
どの温泉地に泊まる?5つの温泉地と宿の選び方
奥飛騨温泉郷は、平湯・福地・新平湯・栃尾・新穂高の5つの温泉地の総称で、標高は約800〜1,300m、100を超える源泉があり、冬は雪見風呂やスノーシュー、スキーが楽しめると観光協会が紹介しています。平湯は温泉郷の「玄関口」で、新穂高にはロープウェイがあります(奥飛騨温泉郷観光協会 温泉、2026年10月時点)。
- バスで来る人:バス停から近い宿、または送迎のある宿を選ぶ。平湯は温泉郷の玄関口。
- ロープウェイに乗りたい人:ロープウェイは新穂高温泉にあるので、新穂高温泉エリアの宿が候補になる。
- 車で来る人:宿の駐車場の有無と、宿の「冬用タイヤ」の案内を確認する。
楽天トラベルのおすすめの宿(2026年10月25日時点のAPI情報)
楽天トラベルのAPIで取得した評価と料金です(記事作成時点:2026年10月25日。料金は「1部屋1泊あたり・税サービス料込みの最安値の目安」で、日によって変わります)。
匠の宿 深山桜庵(共立リゾート)(平湯温泉)
- 評価:★4.29(1769件・記事作成時点)
- 料金の目安:17,800円〜(記事作成時点)
- 宿の案内するアクセス:■JR高山駅よりバスで約60分「平湯温泉」下車、徒歩約7分 ■長野道松本ICよりR158で約70分。
バス停「平湯温泉」から徒歩約7分(宿の記載)。評価の件数が多く、バスで来る人が比べやすい宿です。 匠の宿 深山桜庵(共立リゾート)の詳細を楽天トラベルで見る
花ごころ万喜(ばんき)(新平湯温泉)
- 評価:★4.36(477件・記事作成時点)
- 料金の目安:9,350円〜(記事作成時点)
- 宿の案内するアクセス:長野道・松本IC→R158・安房トンネル・R471→新平湯温泉/中部縦貫道・高山IC→R158・R471→新平湯温泉
高山ICや松本ICからの車でのアクセスが宿の案内に書かれています。比較的料金の目安が低めです。 花ごころ万喜(ばんき)の詳細を楽天トラベルで見る
新穂高温泉 リゾートインちろり庵(新穂高温泉)
- 評価:★4.45(452件・記事作成時点)
- 料金の目安:18,800円〜(記事作成時点)
- 宿の案内するアクセス:JR高山本線・高山駅~新穂高行バス「星の鐘前」下車/東海北陸道高山IC・長野自動車道松本IC~R158で1時間半
宿の案内では高山駅からのバス「星の鐘前」下車。ロープウェイに近い温泉地に泊まりたい人向けです。 新穂高温泉 リゾートインちろり庵の詳細を楽天トラベルで見る
新穂高温泉 槍の郷(新穂高温泉)
- 評価:★4.68(127件・記事作成時点)
- 料金の目安:15,950円〜(記事作成時点)
- 宿の案内するアクセス:JR 高山駅よりバスで1時間30分
宿の案内では高山駅からバスで1時間30分。評価は高めですが、件数は他より少なめです。 新穂高温泉 槍の郷の詳細を楽天トラベルで見る
ほかの宿も比べたいときは、高山・奥飛騨エリアの宿一覧(楽天トラベル)から探せます。エリアのまとめは、中部エリアの記事一覧からも見られます。
よくある質問
Q. 奥飛騨温泉郷は、冬でも車で行けますか?
A. 行ける場合がありますが、観光協会が「冬は大雪」と案内している地域です。冬用タイヤを前提に、出発前の道路情報の確認が必要です。雪の状況で規制がかかることもあるので、無理のない日程にしましょう。
Q. 冬用タイヤやチェーンは必要ですか?
A. 規制の有無は降雪や道路の状況で変わるため、この記事では断定しません。宿の案内には「11月下旬〜3月下旬は冬用タイヤ必須」と書く宿もあります。泊まる宿の案内と、出発前の道路情報を確認してください。
Q. バスは冬も走っていますか?
A. 濃飛バスの路線バスが基本ですが、冬の時刻表は公式サイトで確認が必要です。この記事では、公式で確認できなかった冬ダイヤの時刻は載せていません。
Q. 新穂高ロープウェイは冬も乗れますか?
A. 通年営業と案内されていますが、天候不良や点検で運休することがあります。行く日の運行状況は、公式サイトで確認してください。
まとめ
- 車は、冬用タイヤと出発前の道路情報の確認が前提。雪道に不安があるなら、高山駅から濃飛バスと宿の送迎を使う。
- 新穂高ロープウェイは通年営業だが、天候で運休することがある。冬は鍋平高原駐車場が営業しない。
- 宿は、バス停・ロープウェイ・車での行きやすさで選ぶと決めやすい。
気になる宿の空室と料金は、楽天トラベルで確認してみてください。
